2011年3月2日水曜日

Bibliographie 12 [Le Guide Culinaire]

「Le Guide Culinaire」 par Georges Auguste Escoffier

A. Escoffierの原書「Le Guide Culinaire」の初版は1902年Parisで出版された。その後、2版1907年、3版1912年、最後の改訂4版1921年となり、復刻版、初版が「Editions Flammarion」から1948年に、その後現在に至るまで再刷を重ねている

邦訳は1969年11月1日に柴田書店より「エスコフィエ フランス料理」として出版された。B5正・上製、総ページ数1496頁。11月1日は原書の初版の序文にエスコフィエがサインしている日付と同じ。

「ル・ギッド・キュリネール」はエスコフィエを慕う多くの人物が協力している。エミール・フェテュ、フェレアス・ジルベール、アポロン・カイヤ、ジャン=バティスト・ルーブル、アルフレッド・シュザンヌ、シャルル・ディエトリッシュ、ヴィクトール・モラン。(参考文献 「エスコフィエ 偉大なる料理人の生涯 辻静雄 株式会社同朋舎出版」)

そしてエスコフェエ自身はユルバン・デュボワに相談などをしていたという。

いずれにしろ「ル・ギッド・キュリネール」は今のフランス料理のベースを築いた偉業に違いない。現代の料理とはだいぶ距離が離れて来た。しかし1度は触れなければならない料理人の登竜門であることに変わりはない。