2012年12月3日月曜日

Romanée-Conti 2005

花火を打ち上げたような鮮烈さ。

丸いタンニン、妖艶な滑らかさ。
グリヨット、フレーズ、プラムそれもよりも弱いフランボワーズ。
カルダモン、クローブ、バニラ、実に様々なエキゾチックなエピス。
ほんの少しだけ熟成した山ウズラや赤足岩鷓鴣が見え隠れする。雉やパンタードとは少し違う。
葉巻、かすかなトリュフ・・・etc。


長い長い余韻。

均整のとれた、しかもとびきりグラマーで美人。しかし慎ましやかで知性的。なのに積極的に迫ってくる・・・。嬉しい!
こんな女性が年老いるまで待つなんて悪い冗談のようだ。まずはキラキラに輝いている今のうちにデートしなければ。

何年か後に全ての要素が点となり彼女から等距離に浮遊し、オーラを放ち始めたら、たまさかの逢瀬を再び楽しむことにしよう。

求めた時に開いてくれる、本当ですよ。