2014年8月2日土曜日

The Cicada's Song

7月の中旬、ある日突然、蝉が鳴きだす。

蝉の声は、なぜいつも遠い昔の記憶のように聞こえてくるのだろうか?
蝉はなぜ、僕を過去へと誘うのだろうか?

蝉はいつも、過ぎ去った時間を飛び越える。

レストランのある山中で双葉を抱き、蝉しぐれに包まれている。
まるで生まれたばかりの自分自身を抱き上げ、50年前にタイムスリップしたかのようだ。


助けに来たよ。