2016年3月23日水曜日

le sputnik 1

le sputnik 1

六本木、東京ミッドタウンからほど近い高橋雄二郎シェフの「ル スプートニク」にお伺いした。

話せば長くなるんだけど、僕は箱根の「オーベルジュ・オー・ミラドー」の勝又登シェフを尊敬している。

勝又シェフは西麻布に「ビストロ・ド・ラ・シテ」、六本木に「オー・シザーブル」の二軒のレストランを作り、
現在のオーナーが引き継ぎ、今も健在だ。

何が凄いかってレストランが開業したのが1973年、
それ以来43年の間、歴代の名だたるシェフたちを輩出し続ける名店であり続けていること。

話をもとに戻す。
僕は1993年に恵比寿に「オ・コション・ローズ」をオープンした。

そして高松に移住した後、店名こそ「 ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」に変わったものの、
現在でも内装、調理場などそのままで存続している。

そしてその調理場を6年に渡り守り続けてくれたのが高橋くんなのだ。
しかも極めて高い評価を獲得し続けてだ。

縁を感じる。
本当にありがとう。

さて、
「ル スプートニク」でデセールまで完食したころ、高橋シェフが調理場から出てきてくれた。

僕は「出し過ぎだよ、やり過ぎだよ!」と彼に言った。(笑)

そもそも才能、アイディア、すべてが豊かなのに、目一杯努力して全力投球している。

もう君たちの才能にはついていけない。
どんな賛辞が適当なのかももうわからない。

本当に凄いね、最高、ブラヴォー!
また行くね。